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自分の27歳の時はというと、ちょうど仕事を辞めた年齢だった、笑

SUPER BEAVER

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「27」 / SUPER BEAVER

 

■まず、アルバム全体から感じたことは、”感謝”と”応援”だった。そして、その二つの言葉は表裏一体だとも感じた。

 

僕が今頑張れるのは、あなたがいるから、あなたががんばれ、と言ってくれるから、”感謝”。だから、そんな自分を動かしてくれるあなたに、僕はがんばれと歌おう、”応援”

 

どの曲も素晴らしくて、本当は全曲紹介したいんだけど、いくつかピックアップします。ちなみに、シングル曲【ことば】【うるさい】【青い春】に関しては、すでに別記事で紹介済みなので、そちらを参照してください↓

 

http://itukamitaniji.hatenablog.jp/entry/2016/04/20/215939

 

 

■では、いきます。

 

【27】

 

アルバムタイトルでもあり、表題曲でもあるが、おそらく、この27とは、”27歳”という意味であろう。調べてみると、メンバーに若干の年齢差はあるんだろうけど、そういう意味を込めて作られたんじゃないかと推測する。
自分の27歳の時はというと、ちょうど仕事を辞めた年齢だった、笑。周りの連中は、結婚してて、子どもの一人二人養うことなんてザラじゃないぜ、という感じだったし、そうでなくても、バリバリに仕事をしていた奴らばかりだった。
色んなことを考えながら過ごしていたし、今もそれは変わってないけど、この歌に励まされるとすると、

 


時間が解決してくれる もう その通りだと思う
でも正しくは生き続けている 自分を導いている

 

全然叶わない夢や目標だとしても、自分の中に長くやり続けていることがあるのならば、それは自分の中では”正しいこと”なんだろうし、それでいいんだろうって、そんな風に思える。

 

 

【秘密】

 

これは、MVも作られていて、早い段階から聴けていた曲だった。これに関しては本当によく分かるなぁって思った。

 

例えば、ちょっと”気になるなぁ”程度でも、自分にそういう人ができたとして、それを誰かに相談したとする…「誰々のことが気になるんだよね」って。そう言ってしまったが最後、どんどん気持ちが膨れ上がっていくんだよね。

 

夢や希望に対してもそう。例え、自分の中に留めていただけのことだったとしても、口にすることで、想いの強さは強まっていく。

 

何ていうんだろ、”海賊王に俺はなる! by ルフィ”に近いよね、笑。口にすることで、その願望と向き合って、そこから逃げない自分を生み出しているんだろうな。

 

youtu.be

 

 

【運命】

 

とにかく、歌詞がめちゃくちゃかっこよかったんだけど、それより、僕は気付いたよ、きっと意図してそうやったことだと思う。

 

これさ、アルバム『SUPER BEAVER』に収録されている、【ささやかな】という曲が、随所に散りばめられているよね!

 

例えば、間奏のベースのフレーズは、聴いていて、お!って鳥肌が立った。【ささやかな】だ!ってすぐ気付いた。
あとは、歌詞にも、”ささやかな満足から抜け出す 覚悟を決めた彼と”という部分があったんだけど、これも、【ささやかな】の”ささやかな満足から 抜け出せなくなってる”というフレーズと繋がっているんだと思う。

 

気付いたのは、上述の部分くらいだったけど、両曲は、精神的にもつながっているのだと思う。こういう曲は、とても嬉しいよね!

 

 

【素晴らしい世界】

 

個人的には、一曲目の【27】と、最後の【素晴らしい世界】は、精神的につながりを感じた。それは、両曲とも”大人”、”オトナ”という言葉が出てくるからだ。特に、【素晴らしい世界】に出てくるフレーズは、とても印象的だった。

 


だからこそ ねぇどうしても 声にして言いたいことがある
嫌っていたオトナはつまり 卑怯でカッコ悪い人だけ
心配しないで 大人は楽しいよ 大切が増えていくんだ

 

良いよね、ここ。このアルバムの中で一番好きなフレーズかもしれない。そして、このアルバムで一番言いたかったことなんじゃないかな、とも思った。ここは、その昔SUPER BEAVERがメジャーデビューして、自分たちのバンドをオトナに”私物化”され、思うような活動ができなかったという、一連の出来事を思い返して、歌っているんだと思うけど、こんな風に歌えるようになって、本当に良かったね。あそこで歌うことをもしも辞めていたら、きっとオトナを信じれないまま、ずっと過ごす羽目になっていたんだろうから。

 

この曲もそうなんだけどさ、さっき言った、アルバム『SUPER BEAVER』に【空の彼方】という曲が収録されていて、その中に、

 


誰もが日々に願い求め 失望しては希望を抱く
例えばきっと それが素晴らしい世界

 

というフレーズがあった。ここも、何となく繋がりを感じた。『SUPER BEAVER』という作品は、言うなれば、”素晴らしい世界”へ旅立つことへの決意表明、という感じがするが、この【素晴らしい世界】という楽曲は、”素晴らしい世界”に居て、しっかりと「世界は素晴らしい!」と歌っている曲であるような気がする。

 


■他にも、もちろんシングル曲は全部素晴らしいし、他のアルバム曲も、一曲一曲言葉の力というものに圧倒される。

 

いつもと同じ言葉を使うけど、まっすぐな作品だと思う。SUPER BEAVERは、ずっとブレないね。文句なし、最高の名盤!