友人Mのおすすめバンド

PAUSE ~STRAIGHTENER Tribute Album~(通常盤)

PAUSE -STRAIGHTENER Tribute Album-

 

 

ストレイテナーを初めて聴いたのは、僕が大学生の頃だ。多分、2回生の頃だったと思う。

 

当時の僕には、時に空気を読まない言動が少しうざくて、場の様子をおかしくさせるが、基本的に根はすごく良いやつである、友人Mが居た。友人Mは、当時の僕にはまだ珍しい、自分の車を持った友人でもあった。なので、よく友人Mの車に乗せてもらっては、色んな所に遊びに行ったりした。サークルも一緒だったので、音楽機材を運んでもらったり、必要な物の買い出しなどにも、友人Mの車は重宝した。

 

その友人Mの車に乗ったある時のこと。カーステレオから、ロックな音楽が流れていた。そして、いつものように、頼んでもいないのに、友人Mは勝手に僕にその音楽を勧めてきた。友人Mが言うには、”ストレイテナー”というバンドの曲なんだということだった。

 

(※友人Mは、しばしばこんな風に、頼んでもいないのに勝手に、僕に色んな音楽を勧めてきたのだが、そのほとんどが僕のお気に入りのバンドになったので、結局は、僕と友人Mの音楽の好みは合っていたんだと思うし、それを友人Mはよく分かっていたんだと思う。)

 

へぇ…と聞き流そうとしたが、何だこれは!かっこいいじゃないか!とね、結局僕は、すぐにストレイテナーを気に入ってしまった。当時だと、最新アルバムは2ndアルバム『TITLE』だったが、その音源を流していたんだと思う。僕は特に、同アルバムに収録されている【TENDER】という曲がとても気に入ったが、友人Mもそれには賛同してくれた。

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■当時の僕は、BUMP OF CHICKENをきっかけに、急激に邦楽ロック…いわゆるロキノン系のロックバンドにハマっている時期だった。それで、色んなバンドの音楽を聴き漁っていたわけだけど、上述のように、ストレイテナーもそのお気に入りのバンドの一つになった。

 

何て言い表わしたらいいんだろう…(当時は)3ピースでありながらもパワフルで厚みのあるサウンドに、何とも言えない憂いや切なさをも感じさせる、バンドの名前通りまっすぐで通るホリエさんの歌声、そして何よりも僕が気に入った、独特の詩の世界観…それらが絶妙にマッチしていて、ストレイテナーという唯一無二の世界を創り出していた。

 

ストレイテナーの音楽は、その当時聴いていたバンドの音楽とは、一線を画して違って聴こえた。

 

特に、詩の世界観は、映画や小説を思わせるような、この世界の物語のようで、どこか別の世界で繰り広げられている物語のことを歌っているような感じが、とても心地よかった。

 


■まぁとにかく、すごく熱心にというわけではないけれど、友人Mのおすすめバンドとして、テナーの作品は一枚一枚チェックしていったわけだ。

 

でもね、いきなり話が飛ぶんだけど、テナーはある時から3人組から4人組になった。その頃からかな、何だか急に聴かなくなったんだよね。独特の世界観が薄まったような気がしたからだった。

 

作品としては、一応自分の手元のファイルなどを振り返ってみると、アルバム『Nexus』が最後になっている…これが4人組体制になってから最初のオリジナルアルバムだから、やっぱりそこで離れたんだろうね。

 

だから、今でもやっぱり好きな作品は、1st『LOST WORLD ANTHOLOGY』から4th『LINEAR』までの作品だったりする。完全に、3人組時代の楽曲だね。

 


■そんで、さらに話が飛んで。最近の話…というか、もう昨日今日の話。

 

ストレイテナーは2018年で、メジャーデビューから15周年、バンド結成から20周年を迎えるんだってね。そんなに時が経つんだな、友人Mに教えてもらった時はまだ10代の終わりだったから、そこから10年以上経ってる。

 

そして、その記念も兼ねた企画として、トリビュートアルバムが発売になった(2017年10月18日)。それが、冒頭に張り付けてある、『PAUSE -STRAIGHTENER Tribute Album-』である。

 

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一昨日、この作品のダイジェスト動画を見ていると、the pillowsの【Farewell Dear Deadman】トリビュートを聴くことができて、これかっこいいなってなって、すぐにこの曲だけをレコチョクでダウンロードした。

 

そして、今日になってレコードショップに行ったら、店内でこのトリビュートアルバムが流れていて、しばらく立ち止まって聴き入ってしまっていた。その後、その手には、トリビュートアルバムがしっかりと握られ、レジに向かったのだ!

 


■さぁ、いい加減、作品の紹介をしないといけない。とりあえず、参加アーティストと曲目は下の通り。

 

1.ROCKSTEADY / MONOEYES
2.KILLER TUNE / go!go!vanillas
3.シーグラス / back number
4.SIX DAY WONDER / ACIDMAN
5.冬の太陽 / majiko
6.Melodic Storm / 9mm Parabellum Bullet
7.TRAVELING GARGOYLE / SPECIAL OTHERS
8.シンクロ / THE BACK HORN
9.REMINDER / My Hair is Bad
10.SENSELESS STORY TELLER SONY / ASIAN KUNG-FU GENERATION
11.Farewell Dear Deadman / the pillows
12.SAD AND BEAUTIFUL WORLD / STRAIGHTENER

 


特筆したい曲だけ書くと、

 

1.ROCKSTEADY / MONOEYES
レコードショップで、流れているのを真っ先に聴いたのがこの曲だった。実は、この曲はオリジナルも知らなかったので、こんなかっこいい曲がテナーにあったんだって思った。そして、MONOEYESカバーがとても似合っている。原曲に忠実で、まっすぐで、きっとファンにも嬉しいカバーなんじゃないかな。

 

2.KILLER TUNE / go!go!vanillas
ああ、MONOEYES良いなって思ってからの、この曲。【KILLER TUNE】は、テナーの楽曲の中でも、飛び道具的な、ちょっと雰囲気を変えるぜ的な楽曲だった気がするんだけど、さらにその雰囲気を変えてきたなぁって感じ。バニラズはあまり聴いたことないけど、これはクセになる。

 

9.REMINDER / My Hair is Bad
【REMINDER】は、オリジナルがとても好きだったので、すごく楽しみだった。それで聴いてみると、もうマイヘアの曲になってしまっているね、笑。歌詞まで付け加えちゃって…どうだろう、トリビュートで歌詞を変えたりするのは、ある意味で禁じ手のような気がするんだけど、これは許せるのかな?とりあえず、かっこよかったらいいけど、ファンは怒ってない?

 

11.Farewell Dear Deadman / the pillows
多分、ストレイテナーの原曲の中では、個人的には一番好きな曲【Farewell Daer Deadman】…アルバムの中でも、『Dear Deadman』を一番聴いたかなぁ。このトリビュートアルバム自体、the pillowsさわおさんに言われたのがきっかけだったそうで、まぁ兄貴に言われたらやるしかないでしょう。このトリビュートは、the pillowsも原曲も好きな自分にとっては嬉しかったので、先述の通り、とりあえずこの曲だけダウンロードしたんだけど、作品を買うんだったら、もったいなかったかなぁ。

 


あとね…

 

6.Melodic Storm / 9mm Parabellum Bullet
このトリビュートについて、「Melodic Stormは他のどれよりも「みんなの曲」だというイメージがあったから、それを壊したくなかった。」とコメントしているそうだけど…おいおい!スピッツの【ロビンソン】を大破壊しておいて、この落差はなんだよ!こっちも、大破壊してくれよ!と、僕は思わず、吹き出してしまった、そして、動き出した風を使って舞い上がりたくなったわ。

 


■ということで、あんまり作品紹介にはなっていないけれど、とにかく、まさにテナーの盟友と呼ぶにふさわしいバンドから、今話題の若手バンドまで、トリビュートとは言えども、色んなバンドの曲が聴けるので、楽しいよね。

 

まぁ、個人的には…

 

久しぶりに聴いたテナーの作品が、このトリビュートアルバムになっちゃったってことに、多少の罪悪感と残念を感じている。そこは、本人の作品を聴けよってね。最近の曲も、たくさん素晴らしい曲が揃っていることに気付いたので、また聴いてみようかな。さすがに作品を全部買い集めるのは大変だから、レンタルショップで全部レンタルしてくるかな…。

 


ということで、(まぁ来年の話にはなるんだけど)ストレイテナー、メジャーデビュー15周年&バンド結成20周年おめでとうございます!今でも好きです!!!

 

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