おじさんと音楽

おじさんが気に入った音楽を語るブログ

おじさんの垂れ流し#18 2017年総決算

■2017年も残りわずかになりました。

 

今年の自分自身のプライベートは、最初は、まぁ例年通り同じように過ぎていって、このまま…とか思っていたら、最後の最後、11月12月に新しいことを始めることになり(始めさせていただけることになり)、忙しい日々を今現在も過ごしているところです。おかげで、全日休業日はほとんどなくなっちゃいましたけどね…。

 

そういうわけで、非常に実りのある2017年になったと、最後の最後に感じることができています。

 


そんな2017年、今年も色んな音楽・歌に、自分なりに触れてきました。今回の記事は、2017年に発表された、自分のお気に入りの音楽を紹介しつつ、振り返ってみたいと思います。そんなにたくさん聴いたわけではなく、かなり自薦に偏っていると思いますが、その辺りは予めご了承ください。

 

アルバム単位、または、単曲単位で書いていきます。発売された日付などは、順不同です。また、非常に長くなっておりますので、適当に切りながら、何なら作品の紹介だけ見れば良いかと思います、笑。

 

 

 

①CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX- / スピッツ

 

CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-(期間限定盤)[3CD]

 

やっぱり、一番好きなアーティストなので、これを最初に書きたくなるのは、もうしょうがない。

 

誰もがきっと知っているであろう、ロックバンド・スピッツは、2017年で結成30周年を迎えた。そのスピッツが、結成30周年を記念して、シングルコレクションBOXを発売した。

 

BOXには、すでに発売されている、『CYCLE HIT 1991-1997』『CYCLE HIT 1997-2005』に、新しくこれ単体でも発売になった『CYCLE HIT 2006-2017』を加えて、3枚のCDを梱包している作品である。そのBOXが、何と4200円!安い!

 

ちなみにこれは、2017年限定で生産されるものなので、購入をお考えの方は、どうぞお早めに。

 

スピッツを愛し、もう20年以上も聴いてきた僕にとっては、まぁ正直な話、シングル曲は全く目新しいものではないのだが、『CYCLE HIT 2006-2017』には新曲が3曲、【ヘビーメロウ】【歌ウサギ】【1987→】が収録された。

 

その3曲は、どれも素晴らしい楽曲で、もうこの新曲3曲を聴けるだけで、BOXを買う価値があると思えるほどである。その3曲の中でも、一際特別な想いで聴いているのが、【1987→】という曲である。

 

1987年とは、まさに現メンバーのスピッツが結成された年であり、それを自ら曲のタイトルにしていること自体、この曲にスピッツが並々ならぬ想いを込めていることを示しているのだが、それは同時に、スピッツファンにとっても大切な曲になるということを示している。

 


らしくない自分になりたい 不思議な歌を作りたい
似たような犬が狼ぶって 鳴らし始めた音

 


ヒーローを引きたてる役さ
きっとザコキャラのまんまだろう

 


それは今も続いてる ヒザをすりむいても
醒めたがらない僕の 妄想が尽きるまで

 

これらはその歌詞の一部であるが、ちょっと自虐的にも読める、僕たちスピッツファンにはニヤニヤがとまらない草野節連発の歌詞が、これでもかと押し寄せてくる。それでちょっとくすっと笑って、次の瞬間には、僕自身は20年以上もスピッツと歩んできた日々を思い出して、感動に浸った。

 

改めて、自分の傍にはいつも、スピッツが居たんだな、ということを思い出しつつ、それがこれからも続いていくことへの喜びを噛みしめることができた。

 

…ということをしゃべりだすと止まらなくなるので、スピッツに関しては、よろしかったらこちらもよろしくお願いします↓

itukamitaniji.hatenablog.com

 

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②魔法のかけ方 / かけらフィルム
 novelette / 成山剛(2016年発売)

 

novelette

 

僕が聴く音楽は、しばしば繋がりをもつことがある。

 

例えば、僕はBUMP OF CHICKENが元々大好きで、そのBUMPがトリビュートアルバムに参加したthe pillowsにハマって、そのthe pillows山中さわおがプロデュースすることになったカミナリグモというバンドにハマり、今はカミナリグモが活動休止になってしまっているので、カミナリグモのボーカルの上野啓示のソロプロジェクト・かけらフィルムを、熱心に聴いている。

 

あんまりライヴなどには参加しない自分が、今年の夏の終わりに、そのかけらフィルムのライヴに参加した。そのライヴは、これまた活動休止中(?)のsleepy.abの成山剛も参加していた(2マンライヴという形)。

 

成山さんの歌は、全く初聴であったが、とても世界観が心地よく、その独特でやわらかいボーカルとも相まって、どこかふわふわした気分になった。

 

かけらフィルムに関しても、カミナリグモの楽曲はたくさん知っているんだけど、実はかけらフィルムの楽曲はあんまり知らなくて、CDがネット通販やライヴ会場でしか手に入れることができないため、1枚もCDを聴いていない状態でライヴに参加した。

 

それでも、素晴らしいライヴだったと思う。ghomaさん(カミナリグモ)のキーボードが聴こえてこないのは、少し寂しい気もしたけど、かけらフィルムの楽曲も、カミナリグモの楽曲と同様、"おもちゃ箱をひっくり返した"ように楽しい(時に寂しくもある)曲ばかりだった。

 

ちなみに、2マンライヴの締めくくりとして、啓示さんと成山さんお二人のコラボである、スピッツの【魔法のコトバ】のカバーを聴くことができた。上述のように、スピッツファンである自分にとっては、まさに、予期せぬ嬉しいサプライズになった。ここもまた、自分の音楽の繋がりを感じた瞬間だった。

 

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③MISS YOU / ナードマグネット
 アップサイドダウン / ナードマグネット

 

MISS YOU

 

ナードマグネットには、去年の終わり頃にハマって、一気に好きになったバンド。そんな彼らが掲げる音楽は、パワーポップというものである。

 

パワーポップとは、パンクロックの力強さと、ポップ・ロックのはじけるようなサウンドが融合されたもの…という感じになるのかな。

 

要するに、僕個人的には、"気持ちがいい音楽"という感想を持っている。聴いていて、非常に気持ちがいい、清々しい、気持ちがすっきりするのである。そういうことを考えると、自分が一番好きなバンド、スピッツにも少し繋がる部分もあるかもしれない。

 

どこか懐かしさを残しつつも、それでも確かにナードマグネットは、今年発表した2作品で、唯一無二のパワーポップバンドになりつつあると、僕自身は感じた。清々しさ、気持ちよさに、特に拍車がかかってきていると感じる。

 

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④リボン / BUMP OF CHICKEN
 記念撮影 / BUMP OF CHICKEN

 

リボン

 

2016年に、BUMP OF CHICKENは結成20周年を迎えた。そんなアニバーサリーを祝うように、紅白出場から始まって、たくさんの作品リリースに、20周年ライヴの開催に、精力的にBUMPは活動した。

 

そんなBUMPの活動を、僕はどこか遠くから見ていたような気がする。精力的に活動するのは、決して悪いことではないとは思うけど、短時間で大量に生み出された楽曲に。昔より"心"を感じなくなったのは、事実だった。BUMPを好きになった頃の僕は、1曲1曲にもっと感動していたような気がする。

 

そういうことがあって、2017年になって、20周年を締めくくるように、新曲【リボン】が発表された。

 

個人的に前にも語ったことだけど、【リボン】は、20周年の祭りが終わりを迎えて、ようやく落ち着いた雰囲気で聴ける楽曲だと思った。そこへきて、なんだかようやく僕自身は、BUMP OF CHICKENと過ごした、(多分)15年くらいを振り返ることができたのだった。

 

スピッツと同様に、苦しい時も楽しい時も、自分の傍にはいつもBUMP OF CHICKENが居たということ。そのBUMPが、僕自身の周りにも、色んな人とのつながりを作ってくれたこと。

 

※これは自分の話ではないが、一緒にBUMPのライヴにいった友達が、そのBUMP好きが高じて、街で声をかけられた(ナンパのようなものか?笑)女性と、結婚にまで至ったというエピソードもあるけど、それはまた別の機会にでも、笑。

 

【リボン】という歌には、BUMPが今まで歌ってきた歌の断片がちりばめられている。ファンにとっては、「ここの歌詞はあの歌のあの部分の歌詞だ!」という聴き方ができて、とてもうれしい1曲である。

 

そんな歌詞の中に、きっと藤原さんの想いが特に込められているであろうフレーズとして、

 


僕らを結ぶリボンは
解けないわけじゃない 結んできたんだ

 

というのが出てくる。"これまでもずっと解けなかった"だとか、"永遠にずっと解けない"だとか、そういう風に書かず、あくまで、"何度も解けてきた"けどその度に"結んできたんだよ"と歌うのが、まさに藤原さんであり、BUMPなんだと思う。ここを聴いたときに、ああ、やっぱりいつまでもBUMP OF CHICKENBUMP OF CHICKENなんだなって思った。

 

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⑤SYMPHONY / HOMECOMINGS

 

SYMPHONY

 

このバンドに、【Hurts】という曲があるんだけど、その曲がものすごく好きだ。そういえば思い返せば、このバンドを好きになったきっかけも、【I WANT YOU BACK】という曲がきっかけだった。

 

どうやら僕は、このバンドが作る曲が全部好きだというわけではないらしいんだけど、時々上述のように、自分の心のど真ん中にドシっと来るような曲があって、それが嬉しくて、何だかんだ気になって作品を全部買い続けている。

 

そうして、2017年に発売された新作も手に入れたわけだけど、このアルバムの1曲目に入っている【PLAY YARD SYMPHONY】がものすごい良い曲だった。またしても、心のど真ん中にドシっときた曲に出会えた。何だかとても幸せになれる曲で、このアルバムを買って良かったって思うんです。

 

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⑥その他、もう少しだけ、気に入った作品・楽曲を紹介しておきます。

 

Archives #1 / 長澤知之

Archives #1

ソロのシンガーソングライターとして、長く活動をしてきた人なんだけど、僕はあまり聴いたことがなかった。そして、去年のことだったと思うけど、元andymori小山田壮平らとALというバンドで、精力的に活動をするようになって、それならば、この人の楽曲もチェックしなければ…と思っていたところに、ベストアルバムが発売になったので、シメシメと思ったわけです。あ、とても素晴らしいアルバムだった、ALととも聴いていこうと思う。

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地方都市のメメントモリ / amazarashi

地方都市のメメント・モリ(初回生産限定盤A)(DVD付)
最近買った作品で、実はまだそんなに聴けてないんだけど、すごいアルバムと思っている。単体でこの作品の感想は書きたいとは思っているんだけど、まだ書けていない。

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Dim The Lights / MONOEYES

Dim The Lights
もうELLEっぽいとは言わないようにしたいと思う。この作品では、細美さんが属するバンドでは珍しく、細美さん以外のメンバーである、スコット・マーフィも積極的に曲を作って、それでボーカルをも担当している。明らかに、ELLEとも、the HIATUSとも違う路線で行こうとしているんだなって、この作品で何となくわかった気がした。

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真ん中のこと / SUPER BEAVER

真ん中のこと(初回限定盤)(DVD付)
タイトルに相応しい、心の真ん中に突き刺さる曲ばっかりだった。若いロックバンドに見えて、何気に結成10周年を超えて、少しずつ落ち着いて円熟していく…と思いきや、一向に衰えないのはすごいよね。やっぱり、ド日本語の直球ロック、僕の大好物なんです。

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スピッツやBUMPに至っては、もうずっと過去から続いているけれど、未だに未来を照らしてくれる光である。

 

そして、ナードマグネットをはじめ、ここに紹介していないけど、新しく好きになるバンドは、そこに差し込む新しい光だ。

 

総じて、今年の自分が聴いていた音楽について簡潔に述べるならば、"懐かしさを感じつつ、それでも前へ進むための音楽"といったところかな。

 


ということで、非常に長くなりましたが、この辺りで終えておきます。

 

皆様にも、残り少ない2017年、そして来る2018年、よい音楽との出会いがあることを、ここから祈っています。それではよいお年を。